ダンジョンを攻略するかのわくわく感で路地道が楽しめる~下呂市金山

こんにちは!

旅作案内です。

この記事では

下呂市金山の筋骨

についてご紹介します。

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【行先・日程など】

1 観光日程

  3月 下旬 木曜日午後

2 主な行先 

  下呂市金山市街

3 移動方法  

  現地までレンタカー 

4 所要時間  半日

【筋骨って何?】

下呂市の観光協会に初めて行った時、

「???」だったのが「筋骨」。

「筋骨」と言うと「筋肉」と「骨」

でも「金山の筋骨???」

なんか路地がたくさんあるらしい。

見知らぬ土地に行くたびに、

ついつい狭い路地を選んでしまう

路地が大好物の探検隊としては

行くしかない!

「光の体験ツアー」と併せて

「筋骨めぐり」ツアーに

申し込みました。

【金山の公道】

ツアーで美味しい食事をいただき

(ツアーのお食事は朴葉みそ定食♪ご馳走様でした)

ガイドさんと待合せてツアー開始

大きな道を横断して

歩き始めた道がここ

ガイドさんは進む

どんどん進む

途中で地元の方とすれ違い

「こんにちは!」とご挨拶。

「これ全部公道です」と聞いて

「ええっ!」

この階段も

この軒先も

繋がっているところは全部公道!

そう!「筋骨」とは、

人体の筋肉や骨のように、

細かく張り巡らされた「路地」だったのです。

共同の井戸もありました。

【飛騨街道の宿場町】

金山は飛騨街道の宿場町。

人馬も往来の激しかったことから、

地元の人の生活道路が、

路地となったということでした。

「ここに入っていいの?」

と思う入口もあり

最初はガイドさんが一緒でなければ、

多くの路地をスルーしてしまいそうです。

共同の水場の水は澄んで、

きれいに管理されており、

生きた水が溢れています。

ここは今は使われていない建物のようですが、

建物の下にある路地に繋がる出入り口が、

地元の人々の生活の様子をうかがわせます。

建物も入り組んでいて

道も息をしているようでした。

表通りには

今は営業をしていないという旅館。

【見るものすべてが楽しい】

この宿場町に来て感じたのは

道も建物も当時のまま残されたり

使われたりしているということでした。

これらの道も、

入口からのぞくと行き止まりですが

進んでいくと曲がり角があります。

路地に古い銭湯もありました。

使い込まれた番台。

脱衣所のおしゃれな洗面台。

タイルの浴槽。

入浴は日本人にとって大事な娯楽でした。

あの湯船につかった時の

なんともいえない満足感を思い出し、

なんだか「ホッ」と息が漏れました。

【まとめ】

下呂市金山の筋骨は

私たち外の者にとっては

複雑に入りこんでおり、

路地に踏み込むと

その先にどんな風景があるのか、

わくわくの連続でした。

それはリアルにあって

ゲームのダンジョンに

迷い込んだかのような

ドキドキ感に似ていました。

この地域にはほかにも、

伊能忠敬が飛騨測量を始めた地点

(こういう表示もありました)

古の英雄すくなの伝説が残る鎮守山

パワースポットのケヤキ

ちょっと珍しいところでは、

河原に降りるのに

梯子のようにほぼ垂直に作られた階段

和洋菓子のお店や作り酒屋もあります。

時間があるなら迷って歩き、

時間がないならポイントを絞って歩くなど

歩き方も自由自在。

下呂市金山の筋骨は秘密にして

こっそり楽しみたい気持ちと、

その楽しさを誰かに話したい気持ちと

私の中でせめぎあいがありますが、

この楽しさはあなたに知ってほしい。

筋骨を巡る冒険の旅に

出かけてはいかがでしょう。

【アクセス】

名古屋からJR特急ひだで飛騨金山駅まで約1時間33分 

名古屋から名鉄利用でJR高山線に乗り換えほか時間帯により幾つか方法があります。

地 図

【アルバム】

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