水とともに生きてきた踊りの街で龍神に歓迎され続けた旅~郡上八幡市

こんにちは!

旅作案内です。

この記事では

郡上八幡

についてご案内します。

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【行先・日程など】

1 観光日程

   3月 下旬 水曜日

2 主な行先

郡上八幡旧庁舎記念館

サンプル工房

TOMORROW 燈蠟

やなか水の小道

カフェ町屋さいとう

宗祇水(白雲水)

郡上八幡博覧館

3 移動方法  徒歩 

4 所要時間  半日

【水の街郡上八幡】

郡上八幡市街地は吉田川と長良川のほか

小駄良川や乙姫川などの水路のような川など、

幾つもの川や水路が流れています。

家々の軒先にまで清らかな水が流れ、

郡上八幡の人々が

水の豊かさに感謝しながら

時を刻んできた様子がうかがえます。

特に私たちが行った日は土砂降り。

最初から最後まで竜神様の

大歓迎のなかを歩きました(笑)

【郡上八幡旧庁舎記念館】

お城の方から吉田川を渡ると

レトロなたたずまいの郡上八幡の旧庁舎。

郡上八幡を紹介する施設になっています。

入ってすぐのカウンターは

役場のカウンターそのまま。

お雛様が飾ってありました。

こちらのお雛様は郡上本染の布を持っています。

鮮やかな藍染が目を惹きます。

郷土料理が食べられる食堂も併設しています。

【郡上八幡のサンプル】

郡上八幡に行って目を惹くものは

たくさんあったのですが、

最初に見つけたのはこの飾り窓。

繊細でリアルな食品サンプルを

日本で初めて作った

岩崎瀧三の生家でした。

見るだけでわくわくする

美味しそうな食品サンプルが

郡上八幡で誕生したことは

今回の旅で初めて知りました。

これはもう語らずにはいられない。

そこで行ってみたのがさんぷる工房です。

店内には豪勢なサンプルや

美味しそうなサンプル

 

ユニークな物もあります。

サンプルを作る体験もできます。

【TOMORROW 燈蠟】

ランチは迷ったのですが、

やはり地元の物が食べたいということで、

郡上八幡の食材を使った

イタリアンのお店にしました。

レトロ感がある店内。

彩のいい野菜たっぷりの前菜と

ほたるいかのパスタ。

美味しい郡上八幡の水は

セルフサービスで飲み放題。

ドルチェまで美味しくいただきました。

【カフェ町屋さいとう】

旅行中にカフェにはいることは

あまりないのですが、

降り続く雨に追われる様に

古民家カフェに飛び込みました。

もとの商家でしたが、

土間に入ると目を奪われたのはこれ。

おお!龍神にこのお店に招かれたのか?

そして座敷に入るともう一体。

迫力のある龍神の前で

美味しいお茶をいただく幸せ。

窓の外のお庭も素晴らしく

庭の主のようにそびえたつ松は

堂々として空に昇る龍のよう。

お店のお姉さんが各テーブルをまわって

絵のことやさいとう家のことを

解説してくれました。

【水を楽しむ】

カフェを出るとすぐ近くに

やなか水の小道があります。

足元もおしゃれで

歩くだけで気持ちがあがってきます。

生活に密着した水の流れを

このようにデザインするセンスは

水の街に相応しい味がありました。

街をさらに歩いていると

看板がありました。

宗祇水です。

階段があり降下を見ると

水が大事に囲われていました。

ごく自然のこととして

水の隣で生活が営われていたことが

伝わってきました。

【郡上八幡博覧館】

郡上八幡というと有名なのは

豊かな水と郡上踊り。

7月から9月にかけてのロングランで、

お盆期間は4日間徹夜で踊ります。

一番観光客が多い期間で、

地元の人も観光客も

一緒になって踊るお祭りだそうです。

郡上八幡博覧館は、

郡上八幡の資料館と

郡上踊りの実演が見られます。

お囃子の人たちも徹夜なので、

みんな疲れた頃に少し休める踊りなど、

解説付きで面白く見ることができます。

資料館には知らなかった郡上八幡が

沢山展示されています。

郡上八幡に行かれるときには、

ぜひ行ってみてください。

【まとめ】

郡上八幡は長い間行ってみたかった街です。

行ってみるとコンパクトで

歩きやすい街でした。

街並みも静かで優しい空気感があり、

郡上踊りの際には

観光客が押し寄せるにもかかわらず、

それに動じることもなく

変わらない暮らしを守っている

という気がしました。

もう一つ気がついたのは

この街の古い通りには

電信柱がないということ。

各家には黒いパイプが立っており、

どうやらそれが送電線を通しているようでした。

いつか行きたいと思っている方には

ルートから外れてでも

行ってみていただきたいと

お伝えしておきます。

【アクセス】

岐阜市から美濃太田まで行き、長良川鉄道に乗り換えて約2時間かかります。

高山からだと列車の路線が違うので、レンタカーがおすすめです。

地 図

【アルバム】

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