こんな旅いかがですか

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どうしても行きたくて「竹島資料室」と俗世を離れた菅田菴~松江市

「竹島」を巡る領土問題に触れたこの旅は、私にとって忘れられないものになりました。国内の旅で現代の領土問題を感じることはあまりないだけではなく、次に行ったのがほっと肩の力を抜きたくなる庭園だったからです。こんなチョイスの旅も味わい深いですね。
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ここはやはり水木しげるでしょう!と思ったらえっ?!建て替え?~境港市

境港市の駅前から水木しげる記念館に行く道筋は水木しげるロードとして整備されています。歩道には妖怪たちの彫像が点々と置かれ、妖怪神社や妖怪の看板をかかげた商店など歩いていると飽きることがありません。水木しげる記念館が休館中でも見応え十分です。
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穏やかな蔵の街には大阪商人の誇りを引き継いだ歴史があった~倉吉市

鳥取市と米子市の真ん中あたりに位置する倉吉市には、白壁の土蔵群が残っています。白壁土蔵の街くらいの事前情報しか入手しないで行ったこの昔街には、南総里見八犬伝のモデルや大阪商人の誇りを継いだ商家のエピソードなど心打たれる話が幾つもありました。
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砂の世界にある息づかいを感じて生み出されるものに会いに~鳥取砂丘

国内ではちょっと類を見ない広大な砂の丘、鳥取砂丘。写真などで見るとどちらかというと地味なイメージがありますが、実際に行ってみると、独特の静謐さと清らかさを併せ持った空間でした。あなたもこの丘の風を感じ砂の上を歩くことを楽しんでみませんか?
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幻のエビを求めて食いしん坊の旅は旬の味でできていく~鳥取県

鮮度がすぐに落ちるので地元に行かないと食べられない幻のエビ「もさえび」目がけて鳥取旅に行きました。行って知る鳥取の海の豊かさに、テンション上がりっぱなし。海鮮丼もいいけれどここはやはり蟹とエビを存分に食べる市場ランチ。もう病みつきです。
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川の流れに見守られて歴史の風が吹き抜けた街~京都市伏見

京都市の伏見と聞くと伏見稲荷の赤い鳥居の道を思い出しますが、ここには海運が築いてきた深い歴史と激動に巻き込まれてきた人々の暮らしがありました。したたかにしなやかに時を刻んできた街の魅力は、川の流れとともに色あせることなく今も息づいています。
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理想郷とはかくなるものかどこを見ても絵になる修学院離宮と桂離宮

修学院離宮と桂離宮は心血を注いで作り上げられた芸術です。よく管理された昔と変わらないであろう姿を今にとどめています。自由散策はできませんが、ベテランのガイドの方の説明を聞きながらゆっくり歩くと古の風に吹かれているような気持になれます。
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今しか見られない延暦寺を1200年支えてきた職人技の数々

人々の信仰を集めてきた比叡山延暦寺の根本中堂は、不滅の法灯を守りながら、現在大修繕が実施されています。大きな屋根を丁寧に葺き替える作業や建具をきれいにする作業など、一つ一つに見られるすばらしい職人技など修繕を見に行くあなた旅はいかがですか?
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そこに教育とは魂を育むことと知らされる学び舎があった~会津若松3

会津藩と聞くと、賊軍と呼ばれながら戦った戊辰戦争、白虎隊、さらに苦汁を味わいながらもなお不屈の精神で優れた人材を次々と輩出したという史実があります。彼らの根底にあったのは会津人として受けた教育がありました。復元された藩校日新館を紹介します。
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誇り高き人たちの息づかいを感じる穏やかな街を歩いて~会津若松2

望まずして明治維新の渦中に飲み込まれた会津藩。会津若松には今もそのころの気配が色濃く残っている気がしたのは、私が旅人だったからかもしれません。山の中の重要な歴史の舞台は、今も静かに息づきながら在りし日のことや時の流れを語りかけてきます。