今しか見られない延暦寺を1200年支えてきた職人技の数々

こんにちは!

旅作案内です。

この記事では

比叡山延暦寺

をご案内します。

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【叡山ケーブル】

京都側の比叡山入り口の

ひとつである叡山ケーブル

ミーハー(死語?笑)の私は

これに乗ってみたくて、

かれこれ十数年。

今回は強引に経路を設定し

八瀬の方から比叡山へ。

叡山鉄道を降りて橋を渡り

念願の叡山ケーブルに乗車。

線路にある車輪が傾き

方向をコントロール

線路が二股になると

対向車とすれ違うなど

もう乗っていて楽しいのなんの!

すっかり童心でした。

空は鈍色でしたが

途中で乗り換えた

ロープウェイからは

京都が眼下に見えます。

【比叡山グルメ】

比叡山では延暦寺の

バスセンターでお蕎麦や

お団子などが食べられますが、

正直に言うと車がないと

あまり思うような食事処がなく、

お店も混んでいたので

取り敢えず見学をしていたら

昼食の営業が終わってしまい、

食べそびれました(涙)

比叡山で食事を考えるなら、

プランをたてて動いたほうが

いいと身に染みて感じました。

【延暦寺】

延暦寺を全部見るには

やはり足が必須。

歩いて回るのは

広くて大変そうです。

今回は初めてということで、

一番古い「東塔」地域だけ

回ってみました。

拝観入り口で拝観料を払い、

境内は自由に見て歩けます。

雨が降り続いていたので、

今回は「大講堂」と

「根本中堂」に「文珠楼」だけです。

【根本中堂】

延暦寺の中心は

根本中堂ですが、

現在は修復中です。

外を覆っている幕に

どこまで見られるのか

不安があったのですが、

それは杞憂に終わりました。

靴を脱いで中に入ると、

重厚な建物内部の

薄暗い廊下を通り

仏像も1200年灯り続けているという

不滅の法灯も見ることができます。

歴史の重みと人々の信仰の念が

その空間を覆っているのを

ひしひしと感じます。

【修復の様子】

楽しかったのは

修復の様子を見ることができたことです。

修復中でなければ、

見ることができない

上から見る屋根の曲線。

丁寧に重ねられた銅板葺や

とち葺を葺いていく作業は

板を嵌めては削り、

また嵌めては形を整え。

コツコツと根気のいる作業です。

手元を見ていると、

それが何かになるとは

到底思えなくても、

確実に完成に向かっている。

そんな作業風景に、

学ぶものがあります。

【まとめ】

比叡山には

琵琶湖に行った時に行くか、

京都側から行くか、

ずいぶん迷いました。

調べてみると

延暦寺と言っても

かなりの広範囲であり、

修復中ということでも

タイミングがどうなのか。

今回は比叡山をあきらめ、

改めてしっかりと

時間と足を確保して行こうかなど、

迷う要素は多々ありましたが、

「とにかく1度行ってみたい」

という気持ちが強く

比叡山延暦寺の一部を

垣間見ることにしました。

結果として行って良かったと思います。

延暦寺いう信仰と歴史の世界。

そこに立って感じるだけでなく、

世界に誇るべき

日本の受け継がれてきた職人技や

工事が終わったら、

絶対に見られない場所からの

根本中堂の姿など、

ひとつひとつが貴重な体験でした。

コロナの影響で観光客が激減した

この機会にでしょうか、

日本全国で建築物など

文化財の修復がされています。

「せっかくだから修復してから」

という考え方もありますが、

「修復中になるなら行ってみる」

という考え方も「あり」と

知ることができた、

比叡山の旅でした。

なお寺社内の撮影は禁止なので、

写真はお見せできませんが、

ぜひご自分の目で

見に行ってみてください。

【アクセス】

ルートがいくつかありますが、京都駅からのルートをご紹介します。

1 京都駅から延暦寺バスセンター行のバスで約1時間10分

 一番楽なのはこれです。

2 比叡山坂本から比叡山坂本ケーブル利用約1時間10分

琵琶湖を見ながらルートです。

3 ケーブル八瀬駅から比叡山頂経由シャトルバス利用約1時間半

あれこれ楽しみたい人向き

地図

【アルバム】

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