こんにちは。
旅作案内です。
この記事では
広島市内観光をご紹介します。
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【行先・日程など】
1 観光日程
5月中旬月曜日午後~火曜日午前
2 主な行先
・広島城跡
・原爆ドーム
・広島平和記念資料館
3 移動方法 徒歩
4 所要時間 時間を気にしないで風を感じながら
ゆっくり1日かけて歩くのがおすすめです。
お急ぎの場合は、午後半日でも可能ですが、
ご心配でしたらどこか2カ所にしてください。
5 参考 ほかに庭園縮景園も徒歩圏内になります。
【広島城】
広島市の繁華街本町で昼食後13時30過ぎから
徒歩で広島城跡へ距離は1キロ少々
プラプラ歩いて15分くらいです。
東側から広島城の敷地に入ると
広島大本営跡が目につきます。
コンクリートの土台や
階段はそのまま残り
被爆樹木もしっかり根をはり
いのちの逞しさを見せています。
木陰のベンチに座り
持参したお茶を飲みながら
風に吹かれていると
第二次世界大戦中の
重苦しい雰囲気が
少し優しく感じました。
奥に行くと
天守閣と二の丸御殿があり
いずれも復元されたものです。
天守閣内は五層の資料館ですが
すぐに目を引いたのは金箔鯱瓦。
すすけた古びた感じですが もしやこれは… いいものを見ているかも?
と思って後日調べたところ、
対の金箔鯱瓦として
全国で初めて発見された物
ということでした。
しかも完全な形のままです。
私的にはこれを見ただけで
来て良かったと思いました。
(オタク入ってます 笑)
二の丸御殿は
忠実に復元されており
梁の太さや
長い廊下が楽しめます。
城内の護国神社に向かうと
むせかえるような
馴染みのある香りに遭遇
周囲を見回すと
「ジャスミン」の看板をつけた木が
そうそう!
これジャスミンの香り!
白い小さな花が満開でした。
【原爆ドーム】
広島城から原爆ドームまで
徒歩で15分
修学旅行生が沢山いました。
私から見ると孫の年代ですが
彼らが何を感じているのか、
聞いてみたい気もします。
原爆ドームを訪れたのは
今回が3回目でしたが:、
来るたびに
周囲がきれいに整備され
なにか「ホッ」とします。
【広島平和記念資料館】
広島市と言うと
第二次世界大戦時の
原爆投下ははずせません。
広島平和記念資料館に行くと、
地元の方々の「伝えたい」
という本気が伝わり、
何度行っても
身震いがします。
行ったことのない人にとっては
教科書の中の話かもしれません。
しかしここに行くと、 核絶滅の声は切実な祈りだということがよくわかります。
行くたびに、 世界中の為政者に1度はここを訪れて欲しいと、 切なる願いに捕らわれます。
なお、広島平和記念資料館から
徒歩5分の元安橋横にある
広島市平和記念公園レストハウスは、
原爆投下前の様子を残し、
アニメやドラマになった
「この世界の片隅に」の
原作にも描かれています。
【まとめ】
私の広島市の印象は
「美しい都会」です。
路面電鉄の風景も
市街地をゆったりと流れる川も、
風景に良くなじんでいます。
子どもの頃読んだ
児童向けの小説で、
自分たちは広島に
生まれ育ったけれど、
広島と言うと
あの、原爆の街と言われる。
でもそれは広島のすべてじゃない。
自分たちは原爆の街ではない 広島も知って欲しい。
というような文章がありました。
もうなんという題の話で、
どういうストーリーだったのか
思い出せないので、
私の記憶だけでお話していますが、
「広島=原爆」と思っていた私は 強い衝撃を受けました。
今の広島市は
原爆に被爆した街の姿と
原爆だけではない美しい姿が
ひとつの街で一緒に息づいています。
この街を訪れる時は
ぜひ、ゆっくりと回る予定で
お出かけください。
この記事を書いている今
2023年のG7サミットが
広島で開催されると
発表されました。
列強国の代表者が
原爆の爪痕を
脳裏に刻んでくれることを
願ってやみません。
【アクセス】
広島空港は広島市からバスや車などで1時間前後かかります。 おすすめは新幹線利用で、飛行機と新幹線を併せて利用する場合は、 大阪の伊丹空港か神戸空港経由で新大阪や新神戸駅から新幹線利用です。 市内はバスも路面電車も充実しています。
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【参考】
有名な作品ですが、まだ読んだことがない方には読んでいただきたい本です。
ふたりのイーダ
(ウィキペディアWebサイトから)
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