伝統を守り次の世代につなげていく優しさにあふれた街~山鹿市

こんにちは!

旅作案内です。

この記事では

山鹿市

についてご案内します。

こちらの記事もあわせてお楽しみください。

《熊本県は見どころも広範囲 可能ならレンタカーの利用がおすすめ》

【行先・日程など】

1 観光日程

   1月中旬 月曜日~金曜日

2 主な行先

 八千代座

 さくら湯(外観)

 山鹿灯籠民芸館

 相良寺

 彦嶽宮

 山鹿市街地

3 移動方法  レンタカー

4 所要時間  1日

【八千代座】

現在も使用されている、

芝居小屋です。

時代の流れの中で、

存亡の危機もありましたが、

残したいという人々の

熱い思いに支えられてきました。

残念ながら公演日は休日のみで

舞台は見られなかったのですが、

舞台裏や奈落の底まで公開され、

わくわくしながら見て回りました。

外には旧家の蔵が移築されており、

なんと!

今はトイレになっています。

【さくら湯】

江戸時代からある

公衆浴場です。

お殿様が使ったという

浴場もあります。

どうしても時間が折り合わず、

入浴できなかったのですが、

建物のグルリを歩くと、

なかなかの広さ。

山鹿灯籠民芸館に行くと、

天井に殿さまの浴場の

天井絵が飾ってあります。

【山鹿灯籠民芸館】

山鹿灯籠は踊りとともに

室町時代に誕生しています。

閉館時間が近かったのですが、

スタッフの接客が気持ちよく、

奥の制作室でも、

若い職人さんが手を止めて

説明してくれました。

一見すると重そうに見える

山鹿灯籠ですが、

紙でできています。

頭にのせてみました

驚いたのはのりしろなどなく、

薄い紙の縁同士に、

接着剤をつけて、

灯籠を立体的に組み立てる、

職人さんの見事な技。

山鹿市に行く際は、

ぜひ見て欲しい技です。

以下もすべて職人さんによって

紙でできています。

こちらの八千代座は八千代座に置かれています

【相良寺】

山の中にあるお寺で、

美しい千手観音像があるということで

寄ってみました。

門前は参道だったと思われますが、

あまりお店が残っていません。

ただ風情は感じられ、

落ち着いた空気が

気持ちよく感じられます。

【彦嶽宮 下宮】

古い神社ですが、

とてもきれいに管理されており、

手水場にはお花が

美しく生けられていました。

きれいな絵の御朱印が

評判ということで、

季節ごとの御朱印が

展示されています。

隅々まで神主さんの

心配りがされている、

気持ちのいい空間でした。

【山鹿市散策】

古い建物が並ぶ通りは

豊前街道山鹿宿。

メイン通りも楽しいのですが、

メイン通りから軒をくぐった先に、

レストランがあったり、

ちょっと横道に入ると、

珍しいアーチの石門があったり、

夜も深い情緒が見られ、

昼と違う楽しみがあります。

【まとめ】

熊本県の北側にある山鹿市ですが、

福岡県に抜ける途上という立地は、

歴史が駆け抜けた地と言うことも

できると思います。

現地の人とは、

ちょっとした言葉を交わすだけで

温かさや心配りを感じ、

山鹿灯籠や八千代座など、

昔からのものを大切に守ることが

「当たり前」の地に息づく、

たくましさと優しさがありました。

場所としては、

「わざわざ行く」という

表現になるかと思いますが、

「わざわざ行く値のある街」として

ご紹介します。

熊本に行くことがあったら、

ぜひ立ち寄ってほしい街です。

【アクセス】

公共交通機関 熊本駅からバスで約1時間半

飛行機    熊本空港から熊本市経由約2時間

      熊本空港又は久留米市から約1時間          

地図

【アルバム】

※ 写真はクリックすると拡大してお楽しみいただけます

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