こんにちは!
旅作案内です。
この記事では
大阪の近代建築
についてご案内します。
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【行先・日程など】
1 観光日程
2月 下旬 水曜日 半日
2 移動地域
堺筋本町駅から淀屋橋駅界隈と中之島
【大阪市の近代建築】
大阪市の地下鉄淀屋橋から北浜界隈と
堺筋本町駅の間に中之島。
このあたりはかろうじて戦災を免れ、
近代建築が今も残る一角でした。
私が行った時はそこそこの雨。
傘を閉じたり開いたりしながら、
古い建物に入ると、
どの建物にもどことなく温もりがあり、
冬の寒さから解き放たれた安心感が
じわじわとわいてきます。
予め予約が必要な建物、
外観を見るだけの建物もありますが、
ぶらぶら見て歩くだけでも
新鮮な感じがしますし、
レストランで
食事ができる建物もあります。
【芝川ビル】
昭和初期の建物ですが、
現代のビル街にあって
ほかの建物と遜色ない堂々たる佇まい。
こういうビルは大好物です。
入り口を入って目を奪われたのはこれ。
なぜかマヤインカの装飾。
エントランスもこのとおり。
階段にはこんな飾り棚。
このビルを作った芝川さんは、
竹鶴正孝が北海道にニッカウヰスキーを作った時の
出資者のひとりというご縁。
地下には渋いカフェがあり、
大人のカフェタイムを
存分に堪能してきました。
とても雰囲気を大切にするマスターなので、
不要なおしゃべりは厳禁です。
無言で空間にどっぷりと浸かりましょう。
【船場ビルディング】
船場ビルディング は
大正時代の建物ですが、
実は賃貸で入居できるテナントビル。
見学には事前連絡が必要ですが、
輸入物のアクセサリーや
書籍を販売しているテナントがあり、
そこにお邪魔してみました。
場違いじゃないかと
ちょっとドキドキしましたが、
うかがうと若い女性が
喜んで迎えてくれました。
階段を利用したのですが、
小さな部屋がたくさんある印象です。
【杏雨書屋】
杏雨書屋 は
道修町ミュージアムストリート にあります。
武田薬品創始者の資料を
管理しているようです。
道修町というのが
江戸時代からの薬問屋街で、
今も多くの製薬会社や
その資料館があるなんて、
全く知りませんでした。
病気と戦うと言うと
医師のイメージですが、
確かに薬の開発が急務なのも
コロナの流行を見ると
今更のように感じます。
先人たちの労苦に
敬意を表する気持ちになりました。
この通りだけでも見応えがありそうなので、
訪問は次回のお楽しみです。
【中之島】
中之島で古い建物というと目を惹くのは
どっしり構えた佇まいの
そして日本銀行大阪支店旧館。
日本銀行大阪支店旧館の見学は
予約が必要ですが、
大阪中央公会堂と大阪府立中之島図書館は
自由に入ることができます。
いずれも現役で活躍中の建物です。
公会堂の中も見応えがあります。
廊下にこんなベンチもありました。
大阪府立中之島図書館は
入口がギリシアの神殿のよう。
中はヨーロッパのお城。
この建物が普通に図書館をしているなんて
近くにあったらきっと毎日通ってしまう。
そんな気持ちになる空間です。
【巡った建物】
見学に予約が必要だった建物、
時間がなくて寄れなかった建物、
見学不可の建物をいっきにご紹介。
お隣にあるのは
ぱっと見「古いの?」
と思ってしまったのですが、
できたのは昭和8年らしい。
その古さの片鱗がこんなところに。
このビルのレストランでは食事ができます。
最後に北野家住宅
ここは外から見るだけです。
【まとめ】
ご紹介した建物は
比較的狭い地域にあるので、
予約をして見学する建物も含め、
1日みるとまわれます。
今回は冬の雨降りで、
ちょっと気持ちが
萎えてしまったのですが(笑)
大阪市の中心地なので、
ランチプランもたてて
じっくり回るのがおすすめです。
もちろん今度は暖かい時期に、
もう一度行くつもりでいます。
建物だけをターゲットにして
歩き回るという旅も
大阪ならではかもしれませんね。
【アクセス】
地下鉄淀屋橋、北浜、堺筋本町、本町などから徒歩圏です。
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