コウノトリが空を舞う鞄の街と鮎と蟹を求めてさ迷った気まま縦横無尽旅

こんにちは!

旅作案内です。

この記事では

豊岡市と香香住

をご紹介します。

こちらの記事もお楽しみください。

《室町時代から昭和時代まで日本を支えた鉱山の道を訪ねて~朝来市・神河町》

《山陰海岸ジオパークと海の恵みを堪能し天空の駅に遊ぶ~香美町・新温泉街》 

《自然が作ったアートと太古の空気を味わう玄武洞公園から出石へ》

【行先・日程など】

1 観光日程

   9月 中旬 水曜日

2 主な行先

豊岡カバンストリート

豊岡公設市場

道の駅あゆの里矢田川

大乗寺

香住港

兵庫県立コウノトリの郷公園

3 移動方法  レンタカー 

4 所要時間  1日

【鞄の町】

豊岡市は「鞄の町」

鞄の生産では日本一です。

ちょいと街をぶらつきましょうかね。

と思って駐車場に車を置き、

通りに出たらこの看板。

素敵な鞄!重そうだけど。

腕のいい職人さんも

たくさんいるのだろうな。

私も豊岡のカバンを3つばかり持っています。

どれも一目ぼれで購入しました。

軽くてしっかりしていて使いやすい。

長く使いたい鞄です。

演劇祭が行われていました。

【市場】

この日市街地に行った目的は市場。

レトロで静かな市場でした。

目を惹いたのはこの天井。

何気に組まれた竹がおしゃれです。

ガラスドアとショウウインドウ。

温もりを感じませんか?

調べたらこの商店街は

日本で一番古い木造アーケード市場。

今時なかなか見ることができません。

アーケードを抜けると

あおぞら市場がありましたが、

時間はすでに10時過ぎ。

1軒だけ野菜を売っていましたが、

ほかは商品台にカバーが

かけられていました。

野菜を売っていた方に声をかけると、

「もう数件しかお店をだしていないのです」

と話してくれました。

「コロナの前はにぎやかだったのですが、

売っている人も来る人も高齢者が多くて、

今はすっかり寂しくなりました」

うう~ん、それは残念!

一歩どころか三歩くらい遅かった。

ということで一度この街を離れ

ランチ目がけて出発しました。

【鮎料理】

季節はまだ鮎に間に合う!

目指したのは山の中にある

道の駅あゆの里田川。

この子たちが迎えてくれました。

ど!動物園?(笑)

もうほっこりなんてものじゃない。

入口で注文して中へ。

座敷の外はこの風景。

囲炉裏付きの席も。

そして美味しい鮎料理。

お見送りはこの子たちでした。

なんとも愛らしい。

【大乗寺】

山の中を抜けて次に目指すは大乗寺。

円山応挙の襖絵が見られる

ということで行きました。

静かな佇まいにホッとします。

境内には大きな木が何本も。

拝観させていただこうと思ったのですが、

受付の女性から

襖絵は保存のため現物が見られないことを

教えていただきました。

「ガーン!」

でも文化財の保存は大事です。

ということで応挙の襖絵は断念。

【香住ガニ】

香美町香住港ではベニズワイガニの旬。

これを逃してはなりません。

何軒かお店を見て歩きました。

この日の夕食は「香住かに」と決めて

アイスボックスの用意もばっちり!

店先には「食べて!」「食べて!」と

蟹が並んでいます。

試食をさせてもらったら、

もう止まりません。

こちらはダイオウイカ。

ということで新鮮な香住ガニを

夕食でいただきました。

見てしまったのでイカも!

【コウノトリ】

豊岡市にはコウノトリの郷公園があり、

減少しているコウノトリを保護したり

野生に返す活動をしています。

近辺を車で走っていても運が良ければ、

空に舞うコウノトリを

見ることができるのです。

実は私たちも水田の近くにいる

コウノトリを見ることができました。

飛んでいる姿はとても美しい鳥です。

コウノトリ文化館では、

コウノトリの保護活動の必要性や、

野生復帰プロジェクトについて、

解説を聞くことができます。

外では保護しているコウノトリや、

巣の模型を見ることができました。

赤ちゃんのゆりかごに良さそうな大きさです。

季節になるとこの鉄塔の巣でも

子育てが見られるそうです。

当たり前のように

コウノトリが見られる日が

待ち望まれます。

【まとめ】

幾つかの目的地だけ決めて

散漫的に歩いた1日でした。

円山応挙は残念でしたが、

次の機会を待ちたいと思います。

気になっていた

コウノトリの郷公園に行くことができ、

積極的に知ろうとしなければ、

知らないままで終わっていたかもしれない、

コウノトリの現状を知ることができたことは、

幸いなことだったと思います。

どこかを目指す車旅や、

どこかで遊ぶための旅もいいのですが、

時にはたっぷりと時間を取って、

気の向くままに、

行った先で心惹かれたら、

もっと近くに寄ってみる。

そんな旅ができるのも

あなた旅の醍醐味かもしれません。

【アクセス】

大阪駅から豊岡まで特急こうのとりで乗り換えなし約2時間30分

京都駅から豊岡まで特急はしだてで約2時間10分

豊岡駅からコウノトリの郷公園までバスで約15分

豊岡駅から公設市場まで徒歩約7分です。

豊岡駅から香住港まではJR利用約40分です。

地 図

【アルバム】

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