下呂温泉から飛騨高山まで路線バスで拾う旅の味わい

こんにちは!

旅作案内です。

この記事では

路線バス

についてお話しします。

以下の記事もあわせてお楽しみください。

《飛騨高山は何度でも行きたい山里の温かさに満ちている》

《岐阜から下呂まで特急ひだでJR高山本線を走りながら車窓に思う》

《飛騨高山は山の幸と素朴なお菓子のほかにも多様な美食の街》

【バス利用】

普段は新幹線や飛行機での

移動が多いため、

バスに乗ると言っても

空港に行くリムジンや、

市街地をちょっと乗る

ぐらいしか

バスに乗ることが

なくなりました。

以前は高速バスで

2週間に1回は

夫の単身赴任先に

2時間半かけて

通ったりしたのですが、

使わないとなると、

本当に乗る機会がなくなるのが、

路線バスかもしれません。

【バスorJR】

下呂温泉から飛騨高山に

移動することになり、

交通手段でかなり迷いました。

お宿を出る時刻と

目的地に着くまでの時間は、

かかる時間も

行動を開始する時刻もほぼ同じ。

強いて明確な違いを

探し出そうとするなら、

バス料金の方が90円高い。

JR駅は迷わず行けそうだけど、

バス停留所がわからずに

迷ってしまった場合は、

右往左往して、

最悪乗り遅れるかも。

でも歩く距離は、

バスの方が少ない。

あれこれ考えて、

最終的には、

歩く時間が少ない

バスを選びました。

【川沿いに走る】

バスはずっと

川沿いを走っていました。

おもしろかったのは、

川に沿って走っていると、

あまり民家が途絶えず、

ずっと街並みが続いている

気がしたことです。

ところどころには

人家の層が厚い

集落もありました。

昔から川とともに

生活があった人たちがいることが

わかった気がします。

それは川の豊かさの

証明とも言えますし、

川面よりもやや高いところに

多くの民家があることから、

川の氾濫による被害を

うまくかわしてきたことも

想像することができました。

【時刻表のとおり】

時刻表を見ていて

気になったことが

下呂から高山まで

1時間20分の乗車間で、

停留場が70か所以上!

この路線の人たちにとって

バスが大事な足でありことが

よくわかるのですが、

それ以上に驚いたのは、

走る時間の正確さでした。

停車したのは数えるほどで、

ほとんどはそのまま通過。

止まらない停留場が多いと

どこかで時間調整が

必要になります。

特にバスが少ない地方は

予定時刻よりも

早く停留場を通過し、

乗るつもりだった人を

取りこぼすわけにはいかないので、

主要な停留場で数分待って、

時刻どおりに出発します。

ところが今回は、

走るスピードも一定で

遅くも早くもなく、

さらに停留場に止まるのが、

時刻表どおりの時間。

運転手さんがプロなのか、

タイムスケジュールが完璧なのか。

慣れもあるにしても、

隠れたプロの技を、

目の当たりにしました。

【まとめ】

路線バスの移動というと

旅行者から見ると、

停留場が小刻みにあって、

時間がかかるイメージが

あるかもしれません。

でも旅先での生活を感じるには、

路線バスの旅は

最高のツールです。

流れていく風景や

窓に見る街の様子。

乗り降りする人の

年齢層や会話。

運転手さんの声掛け。

それらにほっこりする

そんな優しい旅の味わい

たまにはいかがですか。

周辺地図

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