こんにちは!
旅作案内です。
この記事では
矢掛宿を旅リストに入れたきっかけ
についてお話します。
※ 最後の【アルバム】はクリックすると拡大してお楽しみいただけます。
以下の記事もあわせてお楽しみください。
《極楽浄土を映す美しき平等院と宇治川の風に育まれたお茶の街》
《旅で訪れた石挽カカオissaiで出会った本物のカカオに目がさめた》
《矢掛宿散策は好奇心と高揚感が止まらなくなる大人のテーマパーク》
【見知らぬ街】
矢掛町との出会いは、
地図で見つけた道の駅です。
目的地に車で行くため、
昼食時に通過する地点を
幾つかマークしました。
どこで何が食べられるのかは、
移動ルートを決めるうえの重大事です(笑)
時間もルートもベストな道の駅は
岡山県の山陽道にありました。
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/20220829_134538.jpg)
ネットで調べると
地産地消のレストランもなく
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/20220829_134646-scaled.jpg)
街で作られているものを
紹介する以上の売店もなく、
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/20220829_135046-scaled.jpg)
どうしようと迷った末に
その近くの面白そうなお店をマーク。
ネット情報では「不定休あり」のお店。
不安はありましたが、
その先のルート取りにもベストな地点
場合によってはコンビニご飯もあるし
ということで出発しました。
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/20220829_134702-scaled.jpg)
【街全体が一体になって】
現地について道の駅を出ると
道の正面に気になる建物。
それが矢掛ビジターセンター問屋でした。
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_134421.jpg)
入ってみると広い空間に
気持ちよさそうな畳の間と、
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_125007.jpg)
街を紹介するパネル。
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_124837.jpg)
矢掛町は天璋院篤姫をはじめ、
参勤交代の大名たちがしばしば宿泊した
宿場町だったことはここで知りました。
「へぇーそうだったんだ」
などとつぶやきながらパネルを見ていると
スタッフの男性が
声をかけてくださいました。
「ここの道の駅は新しいのに
レストランとかなかったでしょう?
食事や宿泊や買い物をするお店など役割を分担して
街全体を楽しんでもらうということで、
道の駅はあえて案内スペースを
中心に作っています」
さらに奥のきれいな庭を見ながら、
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_124852.jpg)
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_124900.jpg)
「この奥の蔵も宿泊施設です」
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_124915.jpg)
と説明してくださいました。
お話をきいて街についての興味が
むくむくとわいてきました。
このように機能を街全体に分散させ
街の再生を目指す街を
と呼ぶこともはじめて知りました。
【建物の利用】
昨今は古民家レストランなど
古い建物を再生利用する
動きが広がっています。
矢掛の街並みを
プラプラ歩いていて感じたのは、
古いままの建物を、
ガラス戸に変えて店舗にしたり、
住居にするなど、
それらが当たり前のように、
街の空間に馴染んでいるという、
何とも言えない心地よさでした。
言葉を変えるなら、
建物にわざわざ手を加え、
街並みを整えたという
作った街という不自然さがないのです。
建物の前に停止している車も、
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_140821.jpg)
行き交う車も、
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_125913.jpg)
街の風景に良く溶け込んでいました。
【時間が欲しい】
初回の矢掛宿散策は、
残念ながら目的地がほかにあり
矢掛発酵亭でのおいしい昼食時間を含めて
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/s-3120220829_134351.jpg)
2時間程度のものでした。
幾つかある美術館もスルー。
本陣にも入ることができず、
商店街を通り抜けることも、
心惹かれる路地に入ることも
できなかったので、
改めて訪れたいという、
思いだけが残りました。
【まとめ】
旅をしていると、
通過するだけの予定の街に心惹かれて
忘れられなくなることがあります。
その時はまた来たいと思っても、
改めて訪れるとなると、
難しいことも多いのですが、
旅のリストに加えておくと、
リストを見るたびにその街が招くのです。
そんな時はやはり行ってみましょう。
「袖触れ合うも他生の縁」
という言葉があります。
ちょっと立ち寄っただけなのに
気になって仕方がない街。
何かの拍子に知って、
どうしても行きたくなった街。
そんなことからはじまる
あなた旅もきっと素敵な旅になります。
【記事の地図】
【アルバム】
![](https://tabi-saku.com/wp-content/uploads/2022/09/20220829_134538.jpg)
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