こんな旅いかがですか 誇り高き人たちの息づかいを感じる穏やかな街を歩いて~会津若松2 望まずして明治維新の渦中に飲み込まれた会津藩。会津若松には今もそのころの気配が色濃く残っている気がしたのは、私が旅人だったからかもしれません。山の中の重要な歴史の舞台は、今も静かに息づきながら在りし日のことや時の流れを語りかけてきます。 2023.08.31 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 語り継がれる 少年たちが見た風景を自分の目で見る~会津若松1 ドラマに映画にと語り継がれてきた、会津藩の戊辰戦争と、幼くして絶望の中で命を散らした白虎隊の少年たち。少年たちが意気揚々と戦いに赴いた地と、疲れ果てて辿った帰路。そして絶望に陥った風景と自刃した地。飯盛山とその周辺は鎮魂の地でもありました。 2023.08.15 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 自然に対する畏怖と敬う気持ちにどっぷりと浸かれるスポット~塔のへつり 「塔のへつり」不思議な響きに惹かれて訪れたのは、山の中に川が作った景観美。自然へ畏怖と敬う気持ちが信仰と修験の場を生み出していました。時間を忘れて風景を眺めながらおおきく深呼吸をすると、届く自然の声に耳を傾けてはいかがでしょうか。 2023.07.29 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 優しさの溢れる里山の集落に息づく暮らしに触れてみる~大内宿 現実に生きている街として残されてきた昔からの街並みは、そこをあるがままで保存していこうとする住民の強い気持ちが欠かせません。観光客が次々と訪れそれを受け入れながらも、少しも俗世間化を感じさせないのもまた、住民たちの熱い思いがあるからです。 2023.07.17 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 太閤秀吉が愛した温泉は川のせせらぎと路地を楽しむ坂の街~有馬温泉 古くから人々に愛された有馬温泉。様々な人気グルメなどもありますが、真の魅力は人が歩いてできた裏路地に見られます。路地の先に何があるのか?その路地はどこに繋がっているのか?そして探検のあとは有馬川河畔でせせらぎを聞く癒しの時はいかがですか? 2023.07.04 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 楽しみ半分あとの半分はトラブル・トラブルで疲れた旅~神戸市六甲山 旅でトラブルが重なると萎えてしまうことがあります。特に人に来て欲しいのかあまり来てほしくないのか、あるいは観光地なのか観光地ではないのかよくわからない所に行ってしまったら、その現実をどう料理して記憶に残すかもあなた次第かもしれません。 2023.07.01 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか どことなく異国のようでどことなく懐かしさを感じる優しい街~奄美大島5 奄美大島の中心地である奄美市は、奄美大島観光の中心地でありながら、日中は観光客らしい人たちの姿をほとんど見ることもなく、島生活のにどっぷりと浸かれる気がします。島の人と同じ風景を見て、島の人が日常的に買い物をするお店をのぞく極上の島時間です。 2023.06.20 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか あるがままを受け入れてきた島の歴史と自然に触れる旅を探して~奄美大島3 南の島というと思い浮かぶのは沖縄ですが、その前に南の島として人気があったのは奄美大島でした。沖縄の復帰で取り残された感のあった奄美大島ですが、だからこそ残されてきた数々の宝が眠っています。ゆっくりと島時間を楽しんではどうでしょうか。 2023.06.19 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 独特の風合いを見せる泥染は緻密な作業が積み重なった結晶~奄美大島2 奄美大島の工芸品として有名な泥染めの大島紬。緻密で丁寧な作業の積み重ねで出来上がった作品は、どれも作り手の技術と思いが込められた素晴らしい風合いを見せてくれます。それらがどこから生まれてくるのか、改めて知るには工房に行ってみるのが一番です。 2023.05.30 こんな旅いかがですか
こんな旅いかがですか 雨漏りのないお城のような家に転居し画家は数日後に亡くなった~奄美大島 50歳で奄美大島に移住した田中一村は、大島紬の工房で日雇いで働きながら生活費と絵具代をねん出して描き続けました。14年前に彼が書いた絵に初めて出合い、どうしても彼が生きていた奄美大島で彼の絵が見たいという衝動にかられやっと実現した旅の話です。 2023.05.10 こんな旅いかがですか